OAI-SearchBotを許可する方法|robots.txt設定
ChatGPT Searchに自社サイトを参照してほしいなら、最初にOAI-SearchBotがページを取得できるか確認します。記事を増やしても、クローラーが403で止まっていれば検索回答の候補になりません。
robots.txt、WAF・CDN、応答コード、本文取得、アクセスログの順で見れば、遮断箇所を切り分けられます。

OAI-SearchBotとは
OAI-SearchBotは、ChatGPTの検索機能でWebページを見つけ、回答内の出典へつなげるためのクローラーです。学習用クローラーのGPTBotとは用途が異なります。
| ユーザーエージェント | 主な用途 | 判断 |
|---|---|---|
| OAI-SearchBot | ChatGPT Searchの検索・出典 | 検索回答に出したいなら許可 |
| GPTBot | 生成AIモデルの改善 | 自社方針に沿って判断 |
| ChatGPT-User | ユーザー操作に伴う取得 | 個別リクエストの取得を確認 |
OpenAIは、ChatGPT Searchの検索結果に含めたいサイトはOAI-SearchBotを許可するよう案内しています。ただし、許可しただけで掲載や順位が保証されるわけではありません。
参照:「Publishers and Developers FAQ」|OpenAI
確認順1:robots.txtを確認する
最初に、サイト直下のrobots.txtでOAI-SearchBotを拒否していないか確認します。WordPressなら「ドメイン/robots.txt」をブラウザで開きます。
| 行 | 意味 |
|---|---|
User-agent: OAI-SearchBot |
対象クローラーを指定 |
Allow: / |
サイト全体の取得を許可 |
Disallow: /private/ |
特定ディレクトリだけ拒否 |
全体設定のUser-agent: *で拒否している場合は、個別許可との優先関係も確認します。編集前に現在の内容を保存し、管理画面やステージング環境まで公開しないよう対象を限定してください。
確認順2:WAF・CDNのbot判定を見る
robots.txtで許可していても、CloudflareやサーバーのWAFがbotアクセスを403にすることがあります。管理画面のセキュリティログでユーザーエージェントと応答コードを確認します。
OpenAIは公開済みIPレンジの情報も案内しています。許可リストを設定するときは、固定値を記事からコピーせず、OpenAIの公式情報を都度確認してください。
参照:「OAI-SearchBot IP ranges」|OpenAI
確認順3:対象URLの応答コードを確認する
重要ページが200を返し、ログインやCookie同意なしで本文を取得できるか見ます。トップページだけ200でも、サービスページや記事が403・404なら不足です。
| 応答 | 状態 | 対応 |
|---|---|---|
| 200 | 取得可能 | 本文とcanonicalを確認 |
| 301・302 | 転送 | 最終URLと転送回数を確認 |
| 403 | アクセス拒否 | WAF・bot設定を確認 |
| 404 | ページなし | 内部リンクとURLを修正 |
| 5xx | サーバーエラー | 負荷・障害・設定を確認 |
確認順4:HTMLに本文があるか確認する
画面では読めても、取得直後のHTMLに主要本文がないサイトは注意が必要です。会社名、サービス内容、料金、著者、更新日がHTML本文として確認できる状態を目指します。
JavaScriptを使うこと自体が問題ではありません。読み込み失敗時に空になる、操作しないと文章が出ない、画像内にしか説明がない状態を避けます。

確認順5:ログで再取得を確認する
設定変更後は、アクセスログで取得日時、URL、応答コードを確認します。許可設定を書いただけで完了にしません。
重要URLを一覧にし、クローラーが到達したか、古いURLへ転送されていないかを記録します。その後、固定した質問でChatGPT Searchの引用状況を定点観測します。
許可しても引用されないとき
クロール許可は入口であり、引用される理由までは作りません。会社・サービスの説明が曖昧、他サイトの要約だけ、更新日が不明、一次情報がない場合は内容側を改善します。
自社名が出ない5段階の確認手順で、質問、検索、会社情報、測定まで続けて確認できます。
まとめ
OAI-SearchBotは、robots.txt、WAF・CDN、応答コード、本文取得、ログの順で確認します。許可と引用は別工程なので、技術設定後は情報の具体性と測定へ進みます。
クロールから引用状況まで確認します


